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17世紀〜18世紀、ブラジルは世界の金の生産の6割を産出していたとも言われ、ミナスジェライス州を中心にゴールドラッシュに沸いた。産出の拠点となる、オウロ・プレット、チラデンテス、サン・ジョン・デル・レイなどの町が次々と生まれ、粋を凝らした教会や建物が建物が
この頃建築された。
これらの町の古い町並みや教会、石畳はほとんど当時のまま残り、国内外の文化遺産指定を受けている。そのたたづまいはまさに古都と呼ぶにふさわしく、訪れる
人たちの郷愁を呼びおこすだろう。
アレイジャジーニョ
ポルトガル人の大工だった父親と黒人奴隷だった母親のもとに生まれたアレイジャジーニョはブラジルのミケランジェロとも言われた彫刻家である。「アレイジャジーニョ」とは不具者の意で、ハンセン病により両手両足の指を失ったことから、この名前がつけられた。コンゴーニャスの作品は両腕の残りの部分にノミをつけて彫ったといわれている。代表作と言われるコンゴニアスのボン・ジェスス聖域の他、オーロプレトやマリアナ、サンジョアンデルヘイの教会の装飾、さまざまな彫像などを残している。その温かみのある作品は未だに多くの人に親しまれている。
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主な観光 |
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オウロ・プレット
17世紀末に起きたゴールドラッシュによってできたオーロプレットは山に囲まれた静かな町で、一時はミナスジェラエス州の州都だったこともある。未だに町の中心地の道路は石畳でバロック様式の教会や、古い家並が残る趣のある古都である。当時この地方の芸術は大きく発展し彫刻家・建築家のアレイジャジーニ、画家のメストレ・アシャイデ、作曲家のロボ・デ・メスキータ一家、詩人のトマス・ゴンザガなどを輩出した。その時代の影響か、今では学園都市としても有名な町である。1980年にはブラジル初の世界文化遺産に登録された。
山間部にあるこの町の、猫の目のようにくるくると変わる天気は、町並にさまざまな陰影を与え、訪れるたびに異なる表情を見せてくれる。石畳の残る古い町並みと、夕方になると窓から顔を出してぼんやりと暮れる町を眺める人々を見ていると、まるで時が止まってしまったよう
な
錯覚を覚える。郷愁を感じる町である。
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マリアーナ
オウロ・プレットから12キロにある小さな町。オウロ・プレットと同様、ゴールドラッシュにできた町で、州都だった時期もある。古い町並みや教会が残り、こじんまりとした雰囲気はいかにも住みやすそうな感じがする。
鉄鉱石をはじめさまざまな鉱物が産出され、ミナス・ジェライス州の市町村の中でも最も裕福な町のひとつである。
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チラデンテス
他の周辺の町と同様に18世紀のゴールドラッシュに生まれた町である。ブラジル独立運動の志士、チラデンテス(歯を抜くことが上手であったことからこのあだ名が付いた)、本名、ジョアキン・ジョゼ・ダ・シルバ・シャヴィエール(Joaquim Jose da Silva Xavier)がこの地で育ったことから、名づけられた。
ふぞろいの石で作られたセントロの道は当時のままの状態で残され歩きづらい。古い家屋はそのまま残り、多くは、土産屋や、レストラン、アトリエなどに改装され、見てあるくだけでも楽しめる。サン
・ジョン・デル・レイまで観光蒸気機関車が走っており、当時の気分を味わえる。
馬車
中心となるプラサには観光用の馬車が常時あり、頼むと町をぐるりと
説明しながら案内してくれる。歩いて十分回れる距離なので、お年寄りや足が弱い人は別として、歩いて見て回った方が楽しいかもしれない。 |
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サン・ジョオン・デル・レイ
サン・ジョンデル・レイは、オーロプレットやチラデンテス同様18世紀のゴールドラッシュに栄えた町である。旧市街はセントロ・ヒストリコと呼ばれ、古い町並みや教会が当時の繁栄を物語っている。特にサンフランシシスコ教会は、教会の多いミナスでも美しい
ことで知られ多くの観光客が訪れる。錫製品の産地としても有名で、錫製のコップやジャーなど製品の工場兼販売店がみかけられる。
サン・ジョン・デル・レイ〜チラデンテスを走る観光用蒸気機関車は、ブラジル最古の蒸気機関車と言われており、人々に親しまれている。
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コンゴンニャス
コンゴニャスはボン・ジュイス教会と12の預言者像のあることで有名な小さな町である12体の預言者像と教会の装飾はアレイジャジーニョによって製作されたもので、1985年にユネスコの世界遺産に指定された。アレイジャジーニョ独特の、素朴な表情の預言者像は見ていて不思議にあきない。それがアレイジャジーニョの魅力なのかもしれない。夜にはライトアップされ、照明によって浮かび上がる教会と像は昼間と違った趣がある。
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